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EPIC 25 という祭!
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さて、EPICがいくら25周年と言っても、1986〜1990までの5年間だけが俺の EPIC 黄金期だった訳で、PATI☆PATI や Gb が岡村で美里で千里で松BOWでTMだった時がド真ん中だし、これが EPIC の黄金期と言って差し支えないよね…という気持ちで望んだ一日だった。
18:00開演と特に理由もなく信じ込んで17:20に(やたら混雑してないな…)と入場したら始まってた! という落ち度があったものの、滑り込みで最初の曲には間に合った。席がステージの上手から90°というすげえ二階席だったけど、モニタはよく見えたからいいや。
- 鈴木雅之
- ランナウェイ(with 桑マン)
- め組のひと(with 桑マン)
- TAXI(with 鈴木聖美)
- ロンリーチャップリン(with 鈴木聖美)
- ガラス越しに消えた夏(with 大沢誉志幸)
桑マンは何かの教祖みたいな格好してるし、鈴木聖美は関西のビッグファットママと進化してた。この様子を陰で田代が盗撮してたら面白いのだが…で、大沢にバトンタッチ。岡村ダンスの祖と言えるその不可思議な動作に釘付けだ。はっきり言ってMVPはこの人。
- 大沢誉志幸
- CONFUSION
- 宵闇にまかせて
- そして僕は途方にくれる
もうね、MCが最高。「ねえぜねえぜ! こんなのねえぜ! こんなアーティストが集まるイベント他にねえぜ! 俺たちのマイルストーン、EPIC25!」こんなだったと思うが、もちろん俺は途方に暮れた。
そして黒のドレスのコヒー登場。2chのスレでは「あべ静江みたい」とあったが、言い得ている。
- 小比類巻かほる
- HOLD ON ME
- TOGETHER
- I'm here (さわりだけアカペラ)
最後にMC。「私と同じ最年少の友人を紹介します。カン!」(えー! KAN 登場? でもKANてEPICだったっけ?)と思ったら、「カモン!」と言ってたようです。そして永遠の少年登場! ピンクの上下スーツで!
- 松岡英明
- 以心伝心(途中 君が大好き)
すげえなあ。ちゃんとステージ左右走って煽ってるもんなあ。「今日は、来られなかった友人のために、紫のブリーフ履いてきました!」とサービスコメント。以心伝心のサビでは一部「君がだいす〜き〜」と差し替えてくれるサービスも。ああ岡村。
で、気づかないうちにピアノが設置されており、登場。隣席も含め、客席の数パーセントが発狂。「せーーーーん!!」コールの嵐。
- 大江千里
- YOU
- REAL
- 十人十色
千里跳ねる跳ねる。そして息切れ。千里のMCは長くてラジオ乗りだったなあ。
そして暗転。何やら客席から男臭い森山コール。で、MODS登場! 千里の後にMODSか〜!
- THE MODS
- 激しい雨が
- TWO PUNKS
- バラッドをお前に
続いて何やら顔面が緩んだハリー(ex. スライダーズ)登場。アコギ一本で一曲。
- ハリー
- 風が強い日
バンドサウンドが続くな〜ウフフ次はとうとうアレかしら! 出演までいろいろあってサイトで喧嘩メールが晒されたりしたアレかしら! と、実は本日一番期待のバンド登場。うわーコイソの頭髪が! エンリケが変わってない! イマサが丸眼鏡じゃない!(関係ないがたぐさんはイマサによく似ている!) コンタと杏子は不変だな。
- BARBEE BOYS
- blue blue rose
- 負けるもんか
- 女ぎつね on the Run
途中のコンタのMC、「世間によると80年代はろくでもない時代だったらしいが、そんなのはカネに汚ねえ連中の意見だ! その80年代を生きてきたおまえら、どうよ? ろくでもないと言われ続けても、俺は今生きてるぜ。ざまーみろ。」と、毒なのか薬なのか。微妙だけどテンションが高いことはよくわかった。
暗転してEPIC映像 '88〜'92 が流れる。レア映像だなあと思ったのは詩人の血。んで再び幕が開いてさて俺本命の3人登場! イントロの「ビョン、ビョビョビョン」だけで Be Together と判った俺も俺だが、客席も相当判ってたっぽく総立ち、いや、半立ち…30%立ちだな。(間違って鈴木あみ出ねえかな?)と思ったが、間違いは起こらなかった。えー、小室は今でもテレビにちょくちょく出るから別にコレと言ってなのだけど、UTU は太ったし木根は微塵も変わってない。相変わらず木根のギターがどの音なのか聞き取れない。
- TM NETWORK
- Be Together
- Get Wild
- SELF CONTROL(超歌詞間違え)
Get Wild は FANKS DYNA-MIX の時のアレンジと似ている…ちょっとはいじれよ小室。ステージで途中ドーンと花火が鳴ったのだけど、ステージの UTU が一番驚いてたな。もうね、歌詞間違えたり驚いたり、素人っぽくなってしまってるよ。大丈夫かよ。
で、ピアノを真ん中に構えたセットに交換。小室は残留して美里対応。何やらTMやってる時より数段嬉しそうだ。
- 渡辺美里
- きみに会えて(with 小室哲哉)
- My Revolution(with 小室哲哉)
- 恋したっていいじゃない
- 10 years
で、美里が終わる頃に舞台袖で赤のストラトを肩に掛け、襟を正している人物が。もちろん元春なのですが、元春と言えばジャケットの袖をまくってダッシュで入ってくるのを期待したいところ。が、やっぱり老いていた…半分くらい白髪になってたし、声も全然出てないんです。オクターブ下がってる感じ。全体的に佐野史郎と同じ老け方だなあ。
- 佐野元春
- 約束の橋
- So Young
- アンジェリーナ
- someday(出演者みんなで)
ラストのサムデイではなぜか小室がバックバンドの葛城哲哉からギターを借りて弾いて…ないな、単にギター持ってるだけだ。H Jungle with T の時と一緒ね。コンタは適当に歌ってたな。
で、意外とあっさり幕。両脇のモニタではスタッフロール。最後に「Dedicated to: どんと」にちょっとホロリ。そして、
- (退場曲:岡村靖幸)
- カルアミルク
- ターザンボーイ
もちろん悔しそうに口ずさむ人多数。ステージの中の人が実は岡村で歌ってたら素敵という妄想を共有していたことと思う。
で、EPIC25見ましたよ大変ですよって件を数名の友人に伝えたところ、「バッドメサイヤは?」「GWINKO は?」「ジュディマリは?」「チャラは?」と矢継ぎ早に無理難題を申すので、「グインコは変名してクリスタルケイになった」とだけ答えておいた。
またある人曰くの、「80年代はチェッカーズから始まって、その延長としてEPIC流行りがあって、それが解体してバンドブームになったんだよ! ゼッタイ!」という自己の経験(のみ)をフル動員した解釈はあながち間違ってないなと思ったりした。
にしても、どんなにメディアの所為とか言っても、香ばしい時代に共通して体験できた音楽があるってのはよいことですよね! と強く思ったものでございます。
あー、PATI☆PATI 同窓会、Gb 同窓会、どっちかやんねえかなあー。屋外で丸一日使って。
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