毎年毎年気づいたら夏も終わっていくのでして、まったく計画的に夏を過ごすことのない無軌道な安部ですが、みなさんは夏になったら休みの計画を数ヶ月前から立てて海外に逃亡したりキャンプでバーベキューしたりするんでしょうか。いや、このサイトを見ている皆さんくらいは、季節の変化なんて積極的に楽しめず、きっと「早く暑くなくなって、早く寒くなくなること」を祈っているに違いありません。
で、そろそろ台風も去って秋まきたんですけど、ちょっと前まで「気づいたら夏だった状態」を脱却するためにこんなのを考えてました。
なにしろ、「季節の変化に積極的でない=出歩くエリアが季節性がない」な訳で、そんなことじゃ夏好きのアッパーな野郎共がちょっとだけ開放気分の夏休み女学生をペロリとたいらげてしまい、結局休み明けに一方的に自慢されるに違いありません。冬になったら冬になったで、雪焼けで開放的なアッパー野郎共がスキー場でちょっとだけ開放的な冬休み女学生をペロリ…
なので、もういいや、ペロリする男子もペロリされる女子も羨まスィ〜! とは思うのには変わりはないし、こりゃ根本的な解決はできませんちうことで、んじゃここは近所のホームセンターにちょっとムギ球を買いに行く、なんていつもどおりの予定でも、敢えてがむしゃらに自転車に乗ってちょっと遠くまで行こう! で、ちょっと夏っぽい寄り道もするとしよう。
で、最近のお勧めは、京王線仙川駅から数分の公衆浴場なんです。タクシーの運ちゃんも、「昼ヒマだと行っちゃうんだよネ〜」って言ってたので、昔から言われる、「タクシーの運ちゃんが寄る店こそホンモノ」の法則に従う限り、すげえよいのであります。つうことでチャリで行ってみたんですが、サウナありマッサージあり、青リンゴの香りの湯あり、サウナじゃ大画面テレビでみんな K1 とか観てて、CM のたびにヒトが入れ替わるというよい空間でしたわい。
京王線にお住まいでない皆さんは、隣町の温泉・銭湯にチャリで乗り付けよう。そして、移動で発汗し、風呂で発汗し、風呂上りにチャリでまた発汗し、結局汗臭いというジレンマを楽しもう! ダイエット効果はあるとみた。
または、夏になったからと言っても活字、マンガでもいいや、読むと思うんですが、とにかく、その環境を変えちまおう! でも冷房ばっか効かせるとホラ、内蔵疾患とか招きそうじゃん。だから屋外だ!
もちろん屋外ったって、公園の木陰じゃダメだ! 地下鉄のベンチなんてもっての他だ! 爆音で文学! コレが21世紀っぽいような気がしている。だからホラ、いっぱいあるフェスに出かけて、バンドの正面で文庫本を愉しめ! PAから出る鼓膜&腹膜への刺激で体をホップさせながらも、書籍の世界に没頭しまくろう! ええと、でも、モッシュには入らなくていいです。もちっと前に行って、前列二列目くらいだったら、柵にしがみついた人の肩を台にしたら読めるかもね。あ、夜のライブはダメだ。ヘッドランプ点けてた方がいいね。
あと、体に季節を刻み込むためには、季節による酩酊効果の変化ってのがいかなるものか感じてみるのもよい。夏なら炎天下でビール! 冬なら雪山や早朝の寒空の下で熱燗! 梅雨秋雨時期は雨の中で傘もささずにどぶ R.O.C.K.。
余談ですが、「ナンバーガールって何系ですか?」って質問がある掲示板に書き込まれたとき、そこの管理人さんが「R.O.C.系」って言ってたのがかっちょよかったなあ。
いや、こんなこと考えるのも多かれ少なかれ季節の影響アリってことなんだな。そういや。