まずは、ちっとも知らないところの自作 PC 知識をしいれなくてはいけません。PC が電源とマザーボードとグラフィックカードとサウンドカードとメモリと CPU くらいからなることとか、いろいろ規格があるらしい、ってなことくらいしか知りませんので。
そこで、会社の友人であるところの PC 野郎、タケイ君に懇願し、秋葉原で気絶ツアーを行いました。彼は俺との集合時間の前に軽く気絶し、すでに X68000 XVI を購入している模様。これはハンパな買い物をしては失礼にあたるため、俺も現金をグッと握りしめ、ると落としちゃうので、大事に財布に入れてパーツショップめぐりを開始。
まずは、エーアイムックの作例では、Baby AT というカタチのマザーボードを加工し、小型の電源を装着することで LC630 への詰め込みを実現していましたが、この方式がどうなのかを検討することに。参謀曰く、「Baby AT はショップでは取り扱ってなかったり、種類が極端に少ないから、この際見栄えは犠牲にして、Micro ATX でどうか? あと、電源ってもっと売ってないぞ」とのこと。これはショップで現物を見ながら、慎重に決定して行かなくては。にしてもいっぱいあるな、店も品も。Macintosh 関係だと、店も品もそんなにないのに。(思うに、ソフトウェアや周辺機器を買おうと考える時間>マシンそのものを買おうと考える時間であるはずなのに、今の PC 事情はその逆なんじゃないか?)
に、しても、秋葉原のショップの個性ってのはオモロい。大衆店というか、大手ショップになると、大体のものが平均的な価格で売っていることが多いのですが、極端に筐体だけ並べている店や、メモリだけはやたら安い店や、やたら広い店や、やたらやる気のない店、こないだ刺された店なんかの個性を知るのも秋葉原巡礼の醍醐味なのでしょう。この日一番気になったのは、Funai の NC 端末用 101 キーボードが大量にバルクで出回っていることと、シャア専用ズゴック型ミドルタワー筐体。特にこの筐体はヤバい! 限定50個でしたが、速攻売り切れてた模様です。
結局、5時間ほどかけてショップを巡り、次のような購入結果を得ました。
これら、しめてはちまんえん。安いなあ! PCアーキテクチャは! あれ? LC630 に入れる構想は?
実は、Baby AT もそんなに見つからないし、小さい電源も売ってなければ、MicroATX が LC630 に入る確信もなくなってきたので、NLX とよばれる、ぜんぶいっしょでラクチンキットを購入したのでした。このままだと、分解して LC630 にブチ込もうとしても、スーパーディスクでないとかの問題がありますが、FDなんて最初しか使わないから OK だということで。
ところで、なんで Slot1 のボードなのに、Socket370 の石を買ったかというと、いずれ Socket370 モデルでの MicroATX 計画を行いたい欲が出てきたので、今はチープ but 実用的なセレロン君を買っておくという算段をしたからであります。
あー、しかし、今日一日でやたら PC 知識が詰め込まれたような気がする。参謀に感謝。
次は持ち帰って各種設定祭りだ!