イヤエムエル


メールホリックはメールが好きだ。かくいう俺もメール来ない/送れないとたぶん呼吸困難で死ぬ。そして、メーリングリストへの加入はメールの到着量を一気に増加させて、/var/spool もマンタンになりがちでヒヤヒヤして結構いい。基本的に、open な場ってのは厳しいけど学ぶべき所の発見ができてとってもいいもんです。そういう意味で、ML は News と個人メールの中間的な便利な場だと思いまーす。ポペーポ。

つうことで、知り合いがメール環境を手に入れたということで、ML 案内を送って、加入体験をしてもらいました。「ポコポコメールが届くのはカイカンだよね!」つうことで。

どっこい、数日して、そいつは涙目で「つまんねえ!」と吐き捨てシャウト。なんかこっちも責任感じたんでログを見せてもらいましたとも。すると、この ML が希に見るダメな展開を見せていて、俺もその寒さにガクゼンとなりました。ので、「寒い! こんな ML は!」という状況についてちょっと考察。ポペーポ。

・メールが多すぎ
一日200とか行き来されてます。ま、活発だよね! ということで、歓迎すべきことだけならいいんですが…
・いちいちくだらない
 100人中99.998人は下らないやりとりの例:「誰かのメールのあいさつ部分」への「お返事」から、「それへのお返事」だけとかのメールも。さらに、なんかシニカル気取って一行だけ返事を記すようなスタイルのメールが多い。 例:「<全文引用> それは嘘ですね。 by 寒いハンドル」
・そしていちいち間違っている
 メールの設定がどーとかの議論、最近接続された方々が多い ML だとおこりがちですね。メールというプロトコルは重箱の隅まで守ってもらわないとそもそもメールじゃないんですけど、それはメーラーが最低限保証すべきもの。なので、OS の選択のせいで、不可抗力で(もしくは抱き合わせ販売で)使ってしまったメーラーがびろびろ困ったメールを投げてくるなんざユーザーのせいでなくて、制作側が論外。
 な、だけならまだしも、それを知ってか知らずか、「俺が先だ!」とばかりに指摘記事ばっか行き来。さらに、その指摘は誰がすべきとか。そんな議論は ML 参加者全てをバカにしていることに気づかないのか? さらに、文字化けの指摘はいいとして、そこであやふやに嘘交えて MIME がどーのこーの説明しだすのがいたり。例:「メールの Subject は日本語で書いちゃダメなんですよ! ゼッタイ!」JIS 表示して固まるようなメーラーが淘汰されてないってのもなぁ。
・しきりに群がる
 なんだかわからんが、筆頭になりたがるヤツが群がりを。「〜好き! 集まってボクらの〜会に入ろう!」と群がらせ、やたらヘッドを決める。そうまでして ML に依存している理由はないから、とっとと自分等で ML を作って欲しい。
・反旗を翻す
 で、結局ゴミ記事のほとんどの元となってる困った人物は周囲の反応に勝手にイラついて捨てゼリフと共に脱会したりする。
・復活する
 これでゴミも減ると思いきや、「エヘヘ〜、戻りました」とか言って、上記のアレなヤツが復帰してきている。
・消えたと思ったネットオカマがいる
 ずっっっっと女性だと思ってたら男性でした。しかも、ご丁寧にハンドルから女性名。確信犯。

…ってな感じで、刺激ゼロでなんだか幼稚な空間になっている ML にはとっととオサラバしたほうがいいんじゃないかと。にしても、ML はやっぱおもしろいな。ネットワークという手段を介した集団における人間像が見えて。


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