PICA-MEQUE

Saturday, August 28th

限界モンゴリアン


↑と書くと東京事変ぽいな…

今週は3/5が呑みで、今日も焼酎をガブンと呑んで帰宅&即寝したため、今頃(04:23)起きてオリンピックを見てしまう。(あー、女子10000m決勝、やっぱ登下校で毎日10km走ってるエチオピア勢が先頭3名か。地力違いすぎだな)などとぼんやり眺めてると、ケーケーナという中国選手がラスト周回のスパートでエチオピア勢をごぼう抜きしてそのまま金。どうやらこの直前にも男子110mハードルで中国選手が金を取ったらしい。モンゴリアンの肉体で陸上競技に勝利するって素直に拍手だ。(マラソンは別ね)

どうにかして技術で記録を伸ばそうとナンバ走りを学ぶなどして100mに挑んだ末続は決勝に行けなかった訳だが、中国拳法が空手に全てを伝えていないように(バキの受け売りだけど)、陸上技術にも中国にはなんか超ひみつがあんじゃねえかとオカルトめいた期待をしてしまう次第。

08.28.04 @ 04:39 AM JST [link]


Thursday, August 26th

フィット安堵ギャップ


ビジネスそのものと違って、情報システム企画のためにすべきことは割と明確で、しかるべき人々の合意の下にある「あるべき姿」に対し、現状がどんだけかけ離れてるか分析した上で、埋めるためにはどういう手段があるか、てなアプローチで、作るべきものの姿を決めていきます。

で、その次のアプローチは、100%埋めるための手段は世の中的にないけど、80%に近づける手段があって、じゃああと残り20%はどうやって行きましょうね、なんてなことを考えるんですが、これをフィットアンドギャップ分析などと横文字で言ったりします。(前の段落もオトナ横文字で言うと、プロパーなメンバーにコンセンサスが得られたToBe像に対する、AsIsの分析とか言いますな。普通に言えばいいのに)

この考え方はアイテー業界のものだけじゃなく、割と普遍的な問題解決法だろうなあ、とうっすらと思ってたのだけど、フィットアンドギャップ分析という単語そのものも含んで、ここまでモデル化された考え方が他の業界に存在するかどうかがわからない。ググってもアイッテー関係しか出てこない。

まあ、情報システムの場合は、究極的には費用対効果、という(測定はしづらいけど)明確な指標があって、あるべき姿が求めやすいからこそこういう考え方が即使えるのかもしんないけど、一般的な問題の解決にあたって、アプローチとしては有効な場合もあるんじゃなかろうかと。

そんな感じで適合性分析を鍛えている日々であります。

08.26.04 @ 03:16 AM JST [link]


Saturday, August 21st

パラメータとシミュレーション


先日、仕事中に一服しながら、熱気を帯びたコンクリを眺めてたところ、突然の雨。だんだん雨足は強くなるが、コンクリは直前まで炎天下に晒されていたため、すぐには濡れるに至らない。落ちては拡がって蒸発する雨粒。それを覆うように次の雨粒が拡散し、また蒸発。じきに、表面温度が下がって蒸発させきれなくなったコンクリに勝ったかのように、雨粒が全体を塗らしていく。なんて光景を見てたら、これはいい画像シミュレーションネタなのでは、と思った次第。

コンピュータグラフィックスの世界は、だれも見たことがない映像効果を編み出すぜ! とクリエイッターな世界もあれば、地味に、自然界を再現する世界もある。もちろんここでは後者の映像を再現しようという話だ。パラメータはこんなもんだろう。

・コンクリ表面温度
・コンクリが熱を逃がす度合い(単位は忘れた)
・雨粒の体積
・蒸発条件
・雨粒の初速
・雨粒の密度

こんなのを調整していくと、さっきみたいなコンクリvs雨粒の攻防が見られないかしら。

08.21.04 @ 12:19 AM JST [link]


Friday, August 13th

マッチ記事


大手町北端C2出口(最寄りは千代田線出口)、地上付近に突然フォーカス(かフライデー)の切り抜きが貼ってある。「明菜を捨てたマッチが次に25歳素人と…」みたいな内容なのだが、相当古い記事だ。いつから貼ってあるのか? 何故に? と、気にはなるのだが、熟読したり写真撮ったりすると大手町を行き交う企業戦士達の群に踏みつけられそうなのでスルーするしかない。

こういった整然としてるはずのところに突然挿入される混乱はちょっとだけお祭り気分が味わえてよいものであるが、毎日同じ場所で同じ記事だと日常化するのでとっとと別の場所・記事に変えてくれないか>担当者←誰だ?

仙台にいた頃、仙台駅近くの文具屋が、自筆の一言張り紙を掲示してたのだが、この内容が日替わりで、文具ギャグもあれば風刺もあればと飽きさせない内容だった。あれはまだやってんのかな。

※追記:その後、マッチ記事は剥がされたが、数日の後、別の記事が貼付されていた。やはり担当者が存在するらしい。

08.13.04 @ 11:07 AM JST [link]


Wednesday, August 11th

耳に伴わせる


最後に買ったCDウォークマンが壊れてから丸4年ほど、移動中音楽摂取装置なしに過ごしてきた。電車中でどんなに近隣のシャカシャカ音が聞こえてイライラを募らせようとも、路上垂れ流し音楽が重なって不快なノイズだらけの渋谷を歩こうとも、とにかく携帯mp3再生装置こそが次に手に入れないといけないデバイスなのだと心に決めて4年が経過したのだ。(その間、音楽を携帯するという生活様式は完全に消えてた。移動中は専らマンガ誌に専念)

なんでそうしたかったか。贅沢を言うなら、好きな曲/アルバムだけループさせたいじゃないですか。それもCDやMDの入れ替えより煩わしくない方法で、目の前の退屈な環境を音楽で彩ってたいんですよ。

で、やーっと発売の iPod mini を手に入れ、さっそく4GBをパンパンにして歩いてみる。果たして電車内では相変わらずマンガ誌購読は止まらないが、とにかく歩いて移動することがおっくうでなくなる。元々町並みや道沿いの何かに「散歩の達人の高み」的視点の何かを感じない自分にとっては、歩いて移動=面倒な行為でしかないのだが、音楽が耳に伴っていると、耳以外の感覚器の感度や感情が増幅されるらしく、いろいろと脳内を駆けめぐってくれる。思索というほど大それたもんでもないが、この感覚は久しぶりで楽しい。

Walkmanにしてもケータイにしても、広くはゲームボーイにしても、人の行動様式に変化をもたらすインパクト十分な装置だが、そのどちらもが「使い手に都合のいい空間を作りやすい装置」だと言えそうだ。もしくは、元来ヒマ、もしくは煩わしいはずの電車移動や徒歩移動を彩ってくれる装置だな。iPodはさらに多量の曲のプレイリストが作れるという点で都合の良さを増してあるモノ。

というとこまで考えた上で、元々一般的には電車移動の時間は書籍が担ってたものだった。そりゃ書籍の売上も落ち込むだろう。徒歩移動はWalkmanが席巻してたが、そこはiPod系再生機に喰われた。

さて、次の市場になりそうな生活様式のスキマはどこだろう? 寝てる間の嗅覚とかがねらい目?

08.11.04 @ 04:53 PM JST [link]




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