ふぉーしゅ!
先日、新郎新婦とも友人の結婚式二次会パーティに赴いた際、会場にいた別の友人が4歳の息子を連れてきてた。そして俺を見つけると、「ほーら、○○~(息子の名前)、ガンダムのお兄ちゃんだよ~!」とご紹介をなさる。(いやおれそんなんでもねえし…)と尻込みしてたが、少年の汚れのない期待の表情に負け、紙にモリモリとRX-78やMS-06を描いてみた。少し酒が入ってるからバランスはボロボロだ。
しかしながら「がんだむ! がんだむ!」と期待以上の好反応。そして続けざまに「がんだむふぉーしゅ! ふぉーしゅ!」と「フォーシュ」なる機種をライトダウンしてくれとお望みになる。なんだろう、ふぉーしゅ? と首を傾げてると父親も「ガンダムフォースなんてあんのかな?」と疑問な様子。んー、わからんからピカチュウでも描いてお茶を濁そう! と、描いたところ、これが好評で事なきを得る。(が、実は単に不勉強なだけで、ガンダムフォースとはこれであった)
しばらくして「ばんばんは~? ばんばんー」と、今度は画の中に「ばんばん」がないことに疑問を抱いた様子。(バンバン…BANGBANG…)と考えたところ、脳内にカクタス・ジャックの画が浮かび、(もしやビームライフルか?)と気づく。描いたところどうやら正解。事なきを得る。
以上、誰しも、言語空間はそれまでの外的入力から形成されるのだろうけど、大人の言語空間とは違って、幼児のそれは想起しやすい入力からなっているために助かった、という好例でありました。
04.30.04 @ 01:56 PM JST [link]