Mac mini
小さなMac復権に小躍りだ!
火を噴く G4 cube 以降、ハイエンド映像編集向けに大型化してきたデスクトップ Mac、それに対抗するように一体型での収容性を高めてきた iMac、「とにかく積めるものは積むけど重さは度外視」な PowerBook と iBook、と、Appleは小型機はなかったことにしたいようなラインナップで展開してたのだが、ここにきて小型デスクトップを出してきた。
(iMacは悪くないけどディスプレイ持ってる人にはいらないブツだ。PowerBook もけっして悪くないけど、マウスや他ノートでの右クリックオペレーションに慣れると、今から1ボタンには戻れないのだった)
これはもう、小型機が好きな俺は叫びまくりたいのだが、小型デスクトップがユーザーに見せる夢は大きい。大きけりゃそりゃデカいHDDをRAIDで積めてあたりまえで石も二個四個あたりまえでグラボも256MBとかメモリ持ってあたりまえでファンの音が冷蔵庫並であたりまえなのだけど、それはOSの利便性とは切り離された、インフラとしての魅力に過ぎない。それにこの分野だったら、価格競争の激しいPC互換機と差別化をすることは難しい。
いにしえのApple機、カラクラでもLCでもいいのだけど、あの頃のマシンは頼まれてもないのに小さいのが魅力だったのだ。その頃のエントリーユーザーは、ハイパーカードやシムシティを小型機でやるちょこざいなユーザーで、でもそれらアプリがテーブルの片隅の小さなマシンでできる、というところに喜びを感じたはずなのだ。
(余談だがMacOS(漢字トーク)はそういう用途に最適なOSだったと思う。試しにSXGA以上でOS9までのOSを使うと、なんだこのマウス移動距離は、という気になる)
でもって今のOSXだ。コアのOS性能はBSD資産譲りなのでOS9までとは比べものにならないくらい信頼性は増したけど、iTunesやiPhotoなどのOSのオマケに代表される、「Appleが想定する平均的用途」を想定すると、G5機なんかじゃなくて、小型デスクトップで動いたほうがしっくりする。そして俺もそういう使い方こそMacぽいと思う。
このマシン、愛称はドガベンがよさそうだと後輩君が言ってます。途端にやーまだが間違って弁当箱の代わりに Mac mini を持って登校する場面が浮かんだ。
01.12.05 @ 01:33 PM JST [link]
ノイズキャンセる
生産完了品ながら、しつこく使い続けて3代目の愛用ヘッドホン、オーディオテクニカ前かけ号がとうとうお亡くなりになった。3代目も先代と同じくジャック部付近の断線が死因。
正直、ポータブル用途で持ち歩くにはコードが長くて苦労する品だったのだが、頭頂部開放感と密閉感、そして何より「そのまま仰向けで寝れる」という利点にはお世話になりっぱなしだった。3代目も既に生産完了してたのに探し回って手に入れた品だっただけに悔やまれる。(どなたか、断線した部分をうまいこと復活させるナイスパーツなどあったらご教示くださいませ)
で、ヨドバシなどで代わりの品を探すわけですが、今更頭頂部の開放感はオミットできず、かといってハイエンドなインナーイヤーホンや耳掛けホンには若干の抵抗があり、さらに主として iPod 用途だからそんな高音質である必要性もなく…といろいろ悩んだ末でKOSSのコイツにしました。
展示されてたSONYのノイズキャンセル品はガヤガヤなヨドバシ店内をすーっと静穏にするほどの効果があったので、その機能には大変そそられたのだが、20Kもするんじゃ贅沢だろうというのも理由。
で、単4を入れて装着してみます。キャンセルボタンをパチリ。お? おお? 空調や反響音みたいなのがすーっと消えましたよ? それなりに効果があり、おもろいおもろい。拾った音を高速演算して逆位相を当てるという原理なので、突発的な音は消せないけど、定常的な音はそこそこ消すのだな。
続いて iPod を接続して出力してみます。お…おお…
ショボい…高音も低音も出てなければ分離もよろしくない…
そういえば、ノイズキャンセルヘッドホンって試聴できないんですよ。単にスタイルで選ぶとこういうことになるのね。
で、ひとまずググってみたらすでにいろいろ言われてんのな。下調べは重要だ。
01.12.05 @ 12:44 AM JST [link]