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04/15/2005: "天 体"
突然だが、天体はいい。
天体は俺が生きてる間はほとんど姿を変えないようでいて、実はごくゆっくり変わってたり、急に変わったりする。本州くらいだったらどこ行っても同じ季節には同じ天体が見えるくせに、都市部と田舎では見える密度が違ったりする。一日一回転するようでいて、実は一日1+1/365回転している…と思ったら回転しているのは俺らで、天体自体は軸をマクロに見れば見るほど動いていなかったりする。いい。
天体を見たり考えたりするという行為は、普段の生活の軸とはとんでもなく乖離した、マクロな軸で見たり考えたりする行為に直結する。だからって「東西南北だって太陽系から見れば意味のある座標ではない」とか抜かす発想がいちいち地に足がついてない腐れ理系みたいなことを言うつもりはないが、悠久のガンジスを眺めて(眺めたことないけど)しんみりする気持ちの、もっとマクロなしんみり感が得られたりする。
で、セガトイズから大平氏作のメガスターが商品化されるのだそうだ。いい話だ。ドーム状のテントに投影して口を半開きにして一晩中眺めたい。
その前に高山にテント張って実際見ればいいのだけどな。