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09/02/2004: "悪乗りはロックじゃないね"
↓読んで反省しつつ、モニタの前の悪態が論理的に納得できても、なんかこう、説得力に欠ける理由がわかる気がした。
http://slashdot.jp/comments.pl?sid=207011&cid=615908
学生運動の時代、各芸術を巻き込んで花咲いたいわゆる「アングラ」文化の血脈は、
たとえば生意気な客に「はい、はい」と頭下げてた店員が、
「オノレ制服脱いだら目にもの見せたるわ!」
みたいな意気込みだったと思うのさ。客、店員の「決まり事」がなければテメエなんざ、みたいな。
ルールを超えたところに人としての矜持なり共感なりがちゃんと見えたんだよね。
けど今現在のインターネット「アングラ」文化ってやつは、
客であることをいいことにトコトン悪たれてゆくワルノリ感が根っこなんだよね。
ルールを超えたところに、ステキなものが何ひとつ見えない。ルールを壊すこと自体が目的みたいな。
元コメントが過激派うんぬん引き合いに出してるけど、そんなん持ち出されてること自体正直おこがましい。