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07/18/2004: "仮想敵は泡世代"
下北沢で呑もうと入店、が、入るなり「あと30分でおさまりますので…」と店員に恐縮されるほど、派手にイッキ呑みを繰り広げるメッシュキャップ(きっと半分は未成年)の一団が店の半分を占拠している。面白いので10年ほど前を回想しつつ眺めてみた。あー、きっとこのあと数組が消えたりして、「やっべー、○○と××消えたぜー!」「やべくねー?」とダンシが騒ぐと、ジョシが「いいじゃん、ガキじゃあるまいしー」と窘めたりするんだろう(妄想)。
で、学んだのは、彼らの主なイッキコールは「ど〜ぶ〜ね〜ずみ〜、みたいに〜(略)ピッチャーピッチャー!」てなリンダリンダ節や、その他「○○の、ちょっといいとこ見てみたい」てなオールドスクールなものということだ。10年前と変わらん。
果たして、普段はオレンジレンジやm-floを聴いているはずの彼らに、こういうお作法を刷り込んだのは誰だろう? 飲みニュケーションはとんねるず世代以降、全部一緒なのか? イッキ文化を全国区にしたのはとんねるずだとは思うのだが…
で、ここらへんから勝手に、バブルの遺産(不良資産)は何も経済的に残ってるわけじゃなくて、こういった飲みニュケーションのような、さほど本質的でないところに無批判で残っているのではないかというテーマを立ち上げてみることとした。