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03/11/2004: "null, NaN, Inf, N/A"
統計ソフト「R」の解説を見ててなんとなく思ったこと。
さすが統計解析用だけあって、通常のプログラミング言語よりは扱いたい内容に対する「ダメです!」の返事が豊富なのです。ある関数である変数に対してnull は文字通り「ありません」、NaNは「数字じゃありません」、NAは「使えません」、Infはもっと具体的で「無限です」という返答に相当するようだ。こんだけあればデバッグでも便利なことだろう。
これはシゴト等における問題解決の際に、対象の状態がどう解釈できるか整理するためにも有用なんじゃないかと考えることができまいか。だいたい、(俺も発する)言われた方も困る返答は「ダメです!」と表現されて、どうダメなのか問うてみないと行間がわからないことが多い。「どうダメなの?」と再度の整理を要求される前に、少なくとも「ないです!」「使えません!」「フォーマットが違います!」「いっぱいあってわかんないです!」などと表現していきたい/していただきたいものだと思った。