[Previous entry: "JACK NICOLSON"] [Next entry: "null, NaN, Inf, N/A"]
03/11/2004: "宇宙を忘れちゃいかんのです"
ハッブル超深層宇宙域 (Hubble Ultra Deep Field) [asahi.com] [APOD - 日本語版]
この写真ちょうかっけえ。130億年前の銀河群はいびつで不規則! たぶん綺麗なレンズになるための力のかかり具合が一定でなくて、とりあえず何かの周りに集まってみた、みたいな、ライブのモッシュ状態に近いのだろう。初期衝動で暴れてみた感じ。近いうちに出るシューティングゲームの背景はこんな銀河がちりばめられるとみた。
それにしても宇宙の話、特に、火星に水があったよーん、てな太陽系の話ですら霞む規模の話はとても面白い。あまりに非日常なのに日常の基礎の基礎になってる事実がそこにある、という関係性が面白みの根拠かもしれない。虚構が面白いのはあたりまえじゃん。虚構なんだから。人間の所行が面白いことがあるのも、人間がやることだから「期待できる範囲」が先にあって、それに裏切りを感じるから面白い。これも当たり前だ。でも、自然科学は人間がやったことじゃなくて、日常生活に全く影響を与えないのに事実なんだから面白い。
こっちはさらに132.3億年前の銀河なそうだけど、画像的な説得力はちょっと残念な感じ。