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02/06/2004: "タテガキヨコガキ"
そういえばここ数年(というか国語の教科書を手にしなくなって12年)は縦書きの文章を日常的に読んではいない。仕事上も100%横書き文書だし、コンピュータは横書きが標準だし、webだって縦書きする技術はあったと思うけど横書きだ。スロットの規制が変わるというので、傍線付きの改正条文を見てあまりの違和感に胃がすっぱくなったりしたのが最後の経験かもしれない。新聞読んでないってのも致命的だ。いや、どうやら、俺はもう縦書きの日本語を読むこと自体に拒否感があるようだ。
よく考えれば、縦書きの新聞は縦に畳むことができるので、満員電車にて器用に新聞を畳む芸が活用できるし、ビル看板も縦に伸ばせるので、掲示できる店舗数も増える。縦書き万歳。
てなことで、上記の縦書きスタイル指定を使って少し書いてみよう。ちなみにWindowsでIEじゃないとダメだ。
縦書きの文書に慣れた人は、縦書きと横書きでアタマへの入り方が違ったりするのだろうか? やはり算術式や英数字記号を用いる関係で、横書きで左→右へと目を走らせるように俺のアタマがトレーニングされちゃってるので、縦書きのための目の運動が苦になってるのかもしれない。でも、そもそも人間の目が左右についてる関係で、一度に目に入る情報量は横>縦なのだから、横書きのほうが速読に向くのではないか。
日本語の文字自体が毛筆縦書きに最適化されてるから、横書きはイカン、という考え方もあるだろう。確かに、毛筆で横書きしてもアート感覚で毛筆書体を取り入れた欧米人みたいになってしまう。
しかし、だ。手の一部を紙に置いて筆記する上では、右利きの人は縦書きしてて手(チョップする部分)が汚れてしまうのだ。そういう意味ではライティングにおいても横書きのほうが便利だ。
この辺の調査結果が書籍になってるらしいので、読んでみたいところ。でもこの本縦書きだろうな、うーん。
わかったことは、MSのフォントは縦書きさせると中心線がガタガタで辛いということだった。
いやまてよ、マンガのセリフは縦書きだ。抵抗なく読んでるじゃん>俺